浦口進太郎

2020.03.23 | 未分類

小説「私は良い事をしたのに」作:浦口

コロナでマスク不足ですね。

私は春の甲子園が無くなり、悲しんでおります。

今日は何を書こうか凄く悩みました。

友人のお寿司屋さんの話、昨年の甲子園の話、誕生日の話、少しだけはまり始めたスニーカーの話・・・

悩んだので、短編小説を書く事に決めました。

理由はありません。

※理由はブログ用に撮っていた写真がiPhoneから消えていた為。

 

「私は良い事したのに」

仕事帰り、いつもの中央線に乗る。

以外と電車の時間は嫌いでは無い。

頭の切り替えが出来るからだ。

電車ではYouTubeを観る事が多く、自称「YouTubeの全ての動画は全て観た」と気持ちを前面に出している大人です。

そうです。どうしようも無い大人です。

そんな私の特技は「動じない」そして「人見知りをしない」の2点です。

基本的には明るく、ヘラヘラしています。

・・・なんやかんやで、最寄駅まで後、2駅。

イヤホンをして、YouTubeを全力で観ていたら、隣の席の人に肩を叩かれ、何か言われている。

【トントン】「wjgjらg」「wgじゃおいg」

観ていた、甲子園感動特集を止めて、イヤホンを外した。

私の話かけて来たのは東南アジア系の人の好青年でした。

良く聞いたら「Wi-Fi?」「Wi-Fi?」と、言っていた。

私の持っているiPhoneからデザリングをして、Wi-Fiを貸すことが出来るのか、凄く調べた。

ただ、私は機械には凄く弱い。

だから、分からなかった。

こんなに、情けない自分が嫌にはなりません。

だって、明るいから。

拙い、英語と雰囲気で会話をしていたら、東南アジア系の好青年は友人と連絡が取りたいらしい。

そして、その友人の家に行きたい事が分かった。

その東南アジア系好青年の友人の家は私の最寄駅の一駅先からバスで行くところまで調べた。

最寄駅を過ぎ、隣の駅で東南アジア系の好青年と一緒に降りた。

歩きながら話したら、東南アジア系の好青年はベトナム出身らしい。

近くのスタバにWi-Fiがあると思い、移動した。

飲み物を買って上げようと思い、「coffee OK?」と聞いた。

そしたら、「NO」と言われた。

coffeeは飲めないらしい。

「チャイラテ」を買いました。

凄く、お礼を言われた。

そして、Wi-Fiが入り、ベトナム人の彼は友人と電話をして、10分ぐらいで会話が終わった。

どうやら行き方を聞いていたらしい。

私も場所を調べて、バス停まで案内したあげた。

彼がバスに乗る前に私の手を握って、拙い日本語で「ありがとう」と言われました。

私は良い事したな・・・

と、ほっこりして、見送りました。

気持ちが高まっており、一つ隣の駅から歩いて自宅を目指しました。

・・・結果50分掛かりました。

二度と歩きません。

タクシーが一台も拾えないで、寒い冬の夜を半べそかいて歩きました。

なぜ、電車で戻って帰らなかったのか・・・

悔やまれます。

今回の教訓は「良い事した後は調子に乗らない」です。

今後も良い事しようと思いました。

おしまい。