社員の信頼関係がすごく強いなと。でも組織としてのガバナンスはしっかりととれている。

Q:入社のきっかけは?

古川:学生時代にバーでバイトをしていましたが、その頃のお客様で「カッコイイ!」と思える人がみんな不動産業界の方でした。遊びが好きで、お金も持っていて、身だしなみも良い。今で言う「ちょいワルおやじ」に、憧れていたのでしょうね。

こんな不純な動機でしたが、実際にどんな仕事をするのかも全然わからないのに、まずは宅地建物取引主任者試験の本を買いに行ったりして(笑)。

僕は基本的に好奇心旺盛なので、宅建の勉強を始めて「これはすごいな、こんな高額な商品を取り扱うことができるのか!でも、興味深い!」と。不動産業界に入りたいと思ってからは、ある程度の勉強をして、数社の面接を受けましたが、面接の段階で同業他社との差は明確に感じましたね。まず、会社が、事務所がキレイ。受付の対応も明るい。そして面接官(深瀬社長が当時は課長職で面接官でした)がカッコイイ!

そんな面接官に社風と経営理念である「お客様に対してはもちろんのこと、社員に対しても本当に愛のある会社が作りたい」と語られた時には、僕も「どうしても採用して欲しい。自分は絶対に貴社の役に立つ!」と根拠もなく断言していました(笑)。そして、実際に今でも、その経営理念は少しも損なわれることなく、むしろ年月を掛けるほどに昇華されていると感じでいます。

Q:殖産ベストに入って一番良かったことは?

古川:やっぱり、信念を持って仕事ができた事(というよりも、僕を信じて任せてもらえたこと)と、その結果を正当に評価してもらえたことだと思います。

現社長は、若輩者の僕を信じて、様々な権限を与えてくれます。そして、僕も部下を信じて色んな仕事を任せている。だから僕は社長の顔色を気にすることなく、サービスの向上や社員の教育に専念でき、社員は僕の顔色を気にすること無く顧客満足に専念できる。

まさに社員の信頼関係がすごく強いなと。でも組織としてのガバナンスはしっかりととれている。これが当社の強みの一つだと思っています。

有能な社員には部下を付けてチャレンジさせたい。

Q:今後会社で実現したいことは?

古川:「ブラック企業」という言葉が流行っていますよね。大手企業も含め、社員の3年離職率は3割とも言われています。

そんな中、当社ではここ5年でわずか1人の退職者しか出していません。社員はみんなキラキラと輝き、メキメキと育っています。全社員の勉強会も定期的に行うことで時勢に乗っ取った知識もしっかりと共有し、更に重要資格である「宅地建物取引士」の所持率も7割を超えました。

人が育ち増えていくので、有能な社員には部下を付けてチャレンジさせたい。でも、ハコが足りない。じゃあ「店舗を出すか」と。売上ありきではなく、社員ありきでこのように店舗展開をしていく。これが4店舗、5店舗と実現すれば素晴らしいと思いますね。

Q:吉祥寺から中野について

古川:僕自身が吉祥寺の北部に住んでいることもあり、公私共に吉祥寺にはお世話になりっぱなしです。オフィスに入る前の朝のカフェの多さしかり。昼食の選択肢しかり。無限にある、夜の飲み屋しかり←僕的にはここが一番充実している(笑)。

そして休日になれば、井の頭公園に動物園にジブリの森に、映画館もデパートもヨドバシカメラも。嫁とのデートも、子供とのお出かけもバッチリ。でも新宿、渋谷ほど人は多くなく、歩きやすく過ごしやすい。まさに街の機能としてのバランスは完璧だと思います。

電車の利便性も素晴らしいですよね。三鷹から荻窪のわずか4駅の間に、中央線、総武線、東西線、井の頭線、丸の内線と5沿線が使え、しかもそのうち4線は始発駅!

都心勤務のサラリーマンは一日2~3時間を通勤に使うと言われていますが、その時間を始発に乗り、座って過ごせるのは非常に有効であり、恵まれた立地環境だと思います。

Q:このWEBサイトを見ている方へ

古川:今や世界第10位の企業になったGoogleの経営理念に「Don’t be evil. (邪悪になるな=悪事を働かなくてもお金は稼げる)」との言葉がありますが、当社の経営理念もまさにここにあります。

毎週行う幹部会議でもいかにお客様に愛される営業マンを育てるか、嘘偽りのないホームページを作るかをしっかりと話し合っています。

社員全員が当社の合言葉である「明・元・素(明るく元気に素直な心)」を根本に、不動産の知識にも長け、地域の事も網羅していれば、まさに鬼に金棒!そんな「お客様に選んで頂ける会社、社員づくり」を目指していきます。

古川 秋冶(ふるかわ しゅうじ)

吉祥寺本店・専務取締役 古川 秋冶 入社年月平成13年4月
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