こんにちは、中野店 友清です!!
突然ですが、、、あの ” もんじゅ ”がなくなるかも知れませんね。
将来と言うより現在のエネルギー問題も根本的に見直す必要があるくらい大きな事かもしれません。
” もんじゅ ” ってなに??? と言う方もいらっしゃるかも知れませんので
専門家には出来ないレベルの低さでざっくり説明しますね。
福井県敦賀市にある原発の一つで、高速増殖炉もんじゅと言います。
日本原子力研究開発機構のHPもご覧下さい。(画像もそちらの画像です)
http://www.jaea.go.jp/04/turuga/monju_site/
普通の原発は燃料全体のたった0.3%しか使えません(実際にはその0.3%を集めて5%ほどで動かします)
しかしたったそれだけの燃料で、すごいパワーを出す原発にも驚かされますが、、、
” もんじゅ ”は残りの99.7%も使って100%のエネルギーを得ようというものです。
ですから” もんじゅ ”のパワーは絶大です。
だからこれをコントロールするのが難しい(と言うよりコントロール出来てないから長い間動いてないんです)
もちろん一気に100%使う訳では無く少しづつ使うので、数百年とか遥かに長い期間利用出来るという訳です。
しかも他の普通の原発でも使用済み燃料がたくさん余っているのでそれを使えます。
現在核燃料サイクルはプルサーマル計画が主です。(余った燃料と新しい燃料を混ぜて普通の原発で使う)
原発は存在自体が危険であり、今ある廃棄物の処理ですらどうしょうもない、、、というほど厄介です。
限られた資源、必要なエネルギー、そして未来に文明ときれいな地球を残すという使命、
京都議定書では先頭を走っていた日本も先日のパリ協定ではスタートすら出来ず、、、
何が一番良いなんて事は無いのでしょうが、
この” もんじゅ廃炉問題 ”を機会にみんなで考えてみるのも良いかもしれませんね。