こんにちは。殖産のベスト事務の甲斐田です。
昔、週刊プロレスの増刊号の「異種格闘技戦特集号」みたいなムックを買ったら、”新日本プロレスのリングで橋本真也と激闘を繰り広げたトニー・ホームは、映画俳優のドルフ・ラングレン(「ロッキー4」でソ連人ボクサー、ドラゴ役を演じた人)の従兄弟”というトリビアが掲載してあり、その情報を鵜呑みにして人生でプロレス、映画ファンに遭遇をする度にドヤ顔で披露していたのですが、10年後位後になってトニー・ホームの逸話は事実誤認のガセ情報だと知りました…。
あの瞬間、ちょっとだけ大人になった気がしました。そうやって、人は騙し、騙され、人生のコクを深めていくのだと今では思います。
そんなガセ情報も余裕で掲載をしていた件の週プロムック。一杯カッコ良い写真とかも載っていて凄くおもしろかった記憶もあります。空手家のプライドをかけて新日本プロレスに乗り込み、小林邦昭にボコボコにされながら吠える齋藤彰俊の写真に大興奮!
そんな私、先日、川崎クラブチッタで行われたライヴイベント、「THRASH DOMINATION 2014」を観てきました。
川崎クラブチッタで毎年行われている豪華メタルバンドを沢山集めての恒例イベント「THRASH DOMINATION」(通称”スラドミ”)。ポスターに書かれた「新たにデンマーク産スラッシャー、アーティレリーの日本初上陸が決定!! 完全無欠、個性溢れる4強が日本で激突する!!」というメタルファン以外には一切意味不明ながらも熱いコピーが堪りません! ただ、メタルファン以外の人にはホントのホントにDOでもE!(でも、アーティレリー初来日はメタラー的には大事件)
オオトリを務めたアメリカの人気スラッシュメタルバンド、EXODUS!
会場の後方で観ていたので、凄くザンネンな感じの写真になっていますが、音量デカ過ぎ、ギターリフ刻み過ぎのステージに大興奮!
そして、EXODUSのライヴといえば、その名物が“ウォール・オブ・デス”! オーディエンスが二手に別れ、お互いに全速力でぶつかり合う…という、「一体、何故、そんなことをするのか?」と全力でツッコミを入れたくなるハチャメチャなアクション。ちなみに、欧米では大人気で大規模なメタルフェスにも出演をしているEXODUS。デカイ会場だとこんな感じになります。
<EXODUS / Wall of Death>
死んぢゃうよ!!
…まぁ、流石に上記の動画みたいに凄まじいことにはなりませんでしたが、クラブチッタ一杯に集まった観客によるウォール・オブ・デス…。
こんな感じで先ずは、分かれます。
真ん中でスタンバる気合入り過ぎの勇気あるメタラー。
準備が出来たところで、EXODUSのVo.ロブ・デュークス(悪役プロレスラーみたいな体型の物凄い喧嘩強そうな巨漢)の合図に合わせて…
ウォ~ル…
オ~ブ…
デ~~~~~スッ!!
生まれて初めて生で目撃をしたウォール・オブ・デス…。
とりあえず、ドン引きしました。
メタルは好きですが、身体が弱い上にメガネなので、この手のライヴアクションには一切参加をしない殖産のベスト事務の甲斐田さん。ウォール・オブ・デスにはドン引きでしたが、ライヴは大変に楽しかったです。