こんばんは!おでこにシミが出来始めた年頃の和氣です!(笑)
不動産会社に勤めていたら必ず知っている話です。
不動産には一つ一つの土地に建ぺい率、容積率という、土地に対して建築出来る限度があります。これがあるから、住宅地が出来たり、高層ビル街が出来たりと街並みの分離がされているという事になるのですが、その一つの土地の容積率以上の建物を建てたい!という欲張りな願望がある場合には近くの土地が容積率を消化していなければ、その隣の土地の容積率を売買出来るのです。ただし、日本で特定されたエリアだけなのですが。
詳しくは写真の方でご説明しまっす!
今までは本やネットで見ていただけなのですが、不動産スタッフとしては是非目に焼き付けておこうと!
ダダン!東京駅です。
この東京駅の改修工事は3階建、容積率は20%しか消化しない低層駅舎を計画したところ、改修費用が500億円かかるとの事でした。困った東京駅はあまりまくった容積率(空中)をゼネコンに売れないかと考えました所、、、
三菱地所さんが「新丸ビル」というビルを計画しておりました。
本来新丸ビルがある場所の指定容積率は1300%なのですが、東京駅から容積率を買い取ったことにより、1760%にまで増やし、地上38階建てとなりました。
容積率が売買出来るなんて画期的すぎ。。。
そんな画期的な特例から生まれた建物、それが、三菱地所施工の「新丸ビル」です!
不動産とは・・・素晴らしくロマンチックです。とても興奮したのは不動産スタッフならではの血でしょうか。
ちなみに、大分ざっくりとした説明なので、詳しくは「新丸ビル」や「東京駅」、「容積率」と検索すると沢山、詳しく教えてくれます。。。