スタッフブログにて、
「何だかいつも喫茶店を紹介している人がいるなぁ」
なんて人がいたら、それは、高田です。
こんにちは!
荻窪店の高田です!
特に大きな理由はなく、気が付いたら喫茶店情報ばかり書いております。
ので
今回も、すごく魅力的な喫茶店を、偶然見つけてしまったので、
ブログをご覧の皆様にこっそりお伝えします(笑)
つい先日、西荻窪に遊びに行きました。
西荻窪はとても面白い街です。
と言っても、吉祥寺の様に大きな商業施設もなければ、
こじゃれたカフェとかもありません。
どちらかと言えば、住宅地の中に個人商店が点在しており、
下町情緒が溢れる街、といった表現が近いでしょうか。
昔ながらの純喫茶や、様々な種類の飲食店。ちょっとした飲み屋街。
雑貨屋 古書店、アンティークショップ、時計屋、仕立て屋…
多種多様なお店が、折り合いをつけて収まっている様子から、
住民たちの地元愛が伝わってきます(個人的なイメージです)
そんな街中をぶらぶらと歩いておりますと、
「 松庵文庫 」
という、木片で作られた小さな看板をみつけました。
そこに佇むのは、古びた民家…
看板が掛けられている大きな樹が印象的で、
道路側の窓辺には、お洒落な食器などが綺麗に並べているのが見えます。
古民家カフェ
ここまで立派な古民家カフェは、都内では、なかなか見ることは出来ないでしょう。
しかもそこは、松庵という閑静な住宅地。
真新しい住宅が立ち並ぶ中で、そこは明らかに異彩を放っており、
一瞬、懐かしいような、でも新しいような、不思議な感覚。
わくわくしながら入ってみると、
古民家の良さを活かしながら、内装は綺麗にリフォームされており、
ゆとりのある、とても素敵な空間でした。
お店の名前にある「文庫」の通り、店内には小さな本棚がたくさんあり、
新しい本、古い本、種類を問わないラインナップは、
まるで自分だけの一冊を見つける宝探しの様。
奥には、広いお庭があり、その真ん中に大きな樹が立っていました。
そこから差し込んでくる陽の光が、
木目の綺麗な店内を優しく照らしています。
なんでも、この民家は以前、音楽家の方が所有していたらしく、
築年数は、なんと80年。
私のおばあちゃんより先輩です。
長い年月をかけて愛されてきた家、
というのが、ひしひしと伝わってきます。
そんな素敵な古民家で、珈琲を飲みながら、好きな本を読む。
都内で生活する私たちにとって、こんな贅沢はありませんね。
すこし駅から歩きますが、ぜひ、足を運んでみてください!
松庵文庫 HP URL http://shouanbunko.com/cafe
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